2012年6月30日土曜日

ONZALOVE:2012-3012 Concept Video Script #1


ONZALOVE:2012-3012
Concept Video Script #1
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新しい生命が生まれた。
暗闇にひとつの光(希望)が生まれた。

生まれたてなので周りはまだ静かだ。
暗いままだ。

静かの海。静寂の彼方。

色即是空空即是色。

やがて聞こえてくる。

聞こえてくる…

遠くから…静かに…しかし力強く。

陽炎の彼方に何かが見える…

陽炎?…ということは空に太陽が出ているということか?

…そういえばすっかり周囲が見えている。

見えているがそれほど目立ったものはないが…

それにしても彼方からやってくるあれは何だろう?

近づいてきているのか?

どんどん近づいてきているのか?

どうなんだ?


(ややしばらくの間)


おお!

あれは!

突然、目の前で大きくなったあれは!

パレード(巡行)だ!

神々の行列か?

新しい命を祝うパレード(巡行)だ!

神々かどうかなんてどうでもいいが、祝福されるのに悪い気持ちはしない
いやむしろ気分は上々だ。

詠っている!踊っている!
笑っている!はしゃいでいる!

楽しい!ただただ楽しいひとときだ!

先頭には大きな象が歩んでいる。
麒麟もいる。龍もいる。傀儡も式鬼も…
およそ人類ではないものたちのパレード(巡行)が続く…

祝いのために…新しい生命のために…

詠う。奏でる。光る。彩る。

走る。飛ぶ。倒れる。起き上がる。

伸びる。縮む。潰れる。広がる。

ありとあらゆることが続いていく。

きっとそれは生きているということなのか?

それを教えようとしてくれているのか?


(しばらくの音曲)


ん?


どうなんだ?


小さくなっているのか?


終わろうとしているのか?

終わるのは嫌だ!


でもパレード(巡行)は通り過ぎようとしている。


小さくなっていく。


嫌だ…


だがこちらの想いなど関係なく

静かになっていく…



そして…



静かだ。



しかしごくごく小さな単位での動きや揺さぶりやざわめきはあるのだろう

そのせいかときおり、遠吠えのような音も聴こえる…




そして何かが始まる予感…

稲光…

雷鳴…


一瞬の静寂…
一瞬だけど永遠かと思える長さ…



激しい雷鳴

激しい稲光

激しい振動

たくさんの声

飛ぶ交う閃光

わき起こる不安と戸惑い

溢れ出す涙


まるで戦場で何かを失うかのように…

次々と消えていく

次々と別れていく


あっけない大気

あっけない声


しかし振動とまばゆい閃光は鳴り止まない。

いつ終わるのだろう?

いつ消えるのだろう?

いつ止まるのだろう?



そして…




あっけなく天から声(玉音放送?)が聴こえだし


それはすべて終わる


それはすべて止まる


不安と恐怖の終わり…


笑顔が広がる

笑い声が絶え間なく聴こえる

ただただ絶え間なく…



そしてそれは笑い声なのに

どこか空しくも聞こえ

恐ろしくも聴こえる


いや

抱き合おう

抱き合おう

愛し合おう

慈しみ合おう

またやってくるかもしれない悲しみの前に

愛し続けよう



踊りつづけよう…

2012年6月13日水曜日

S.H.P.W:錆・型


■ヨーロッパ・エディション

●日本の伝統(文化)と現代(文化)をいかに融合して”深み”のあるエンターティメント(パフォーマンス)を構築できるか?
○⽂学
○日本画
○書
○茶
○謡曲
○都々逸/端唄/小唄
○伝統色と映像
○鉄と錆と(造形)映像と照明と
○”型”(かた)…立ち振る舞いとか姿勢とか作法とか

title:
「錆・型」
SABIKATA

○ストーリーは⽇本文学をモチーフとする(要作家)

○「鉄の柱」(⽇本技術のICON)で、全面が「錆」(歴史のICON)で覆われている。

○よく⾒ると(Light-up)錆の中に「⽂字(書)」や「絵(⽇本画)」が描かれている。(もちろんそれ⾃身、錆びている)
※真新しい「鉄」に描いた文字や絵が錆びついていくタイムラインを映像化(timelapse)

○「鉄の柱」からは「⾳(謡曲)」が流れ「明かり(太陽光発電)」が発せられる。
※この場合の謡曲とは、新しくも懐かしい未来演歌。



S.H.P.W:プロモ案



PLAN001:dance+書+music=Concept Video


(1)パッケージ映像
書道家の描いた「愛」とダンサーが描いた「愛」と⾳音楽家の描いた「愛」が融合しそれを映像化

(2)メイキング映像
各アーティストの制作までのプロセスをドキュメント取材しメイキング映像化

(3)LIVEパフォーマンス
ダンスパフォーマンスと書道パフォーマンスを同時同場所で開催し、映像中継しながらライブ合成して、パッケージ映像のvol.2を展開する

■発展型01
題字を変え、ダンス演目を変え、音楽を変える事で多くのバージョンが構成可能

■発展型02
⽊工で文字型の踊り場(ステージ)を地域の森林組合等と協業する。あるいは鉄製にすることで地域の工作関係の中小企業との協業とする

S.H.P.W:企画開始!


作品をみ出す能者達を集めてヒトハナ咲かせるビジネスプランをまずはキックオフ!


ビジネスはなんといってもマーケティングから?
クリエイティブはマーケティングの産物?
冗談じゃない!
想像力から生み出される
創造力が重要なんだ!


キー局はもちろんローカルテレビ局も含めて
(新聞、ラジオ、雑誌
真の意味でローカルでニッチなオフィシャル映像情報って少ない!

地域の民放があっても放送に乗る情報は選ばれてしまう!
ケーブルテレビは地元の契約者にしか見る事はできない!

ましてや故郷を離れて他県で暮らしている人たちが
出身県の映像情報を知るメディアなんて限られてる!

県外出身者が故郷の情報を知るための…
メディアが必要だ
コンテンツ+取材態勢が必要だ!


しかし放送局を作るのは現実的ではない!
(地方議員になる方が可能性あるし

じゃあ可能性のあるメディアって
モノではなくて、フレキシブルで、横断的で、文化的
より多くの人たちと目的も利潤もシェアできて
我々表現者にも設立・運営が可能なメディア
さらに故郷を復興もちろん自分を復興するために
持続性のある活動となるのは

そうだ!
祭だ!
文化祭だ!
さらに


自分的にはアラフィフだ。老後って言葉もまんざら遠い事じゃない。
ところで
 いわゆる老人って増加の一方だけど
 そういえばどうして老人って「お荷物」「汚い」と思われるんだろう?(これすらも偏見)
 それはやっぱり社会全体の「意識」の問題?
自分流の社会貢献とは自分流の人生の結末と

向こう見ずな若者世代を過ぎて、人生を折り返したと感じる人たちが
その後に、何を目指して生きていくのか
そうだ、それは死ぬまでのひとときじゃない!
美しい人生ため
ブランド創り時間だ


じゃあ何をするのか?



すべてのクリエーションは各々の活動もさることながら アーティスト同士、作品同士がコラボレーションすることでより広がりと厚みを持った作品に昇華していく。
当たり前



やがて、その活動とつながりが経済へと発展していく。 創作活動を続けていくため、新たな能力を生み出すため